2025.09.10
こんにちは。シンガポール拠点のインテリアデザインスタジオ Sollys Design の石井です。
シンガポールのご新居にあわせて、ダイニングテーブルを現地で手配される方も多いのではないでしょうか。
ダイニングは「家族の中心」であり「来客をもてなす場」。面積も大きいため、ダイニングテーブルが空間に与える印象は大きく、しかも毎日使うものだからこそ、機能性とデザイン性の両方にこだわりたいですよね。ここでは、シンガポールの住環境を踏まえたダイニングテーブル選びのポイントを、プロの視点でご紹介します。
*「ダイニングテーブルはこだわりたい」という方へ。家具付きの賃貸でも、契約前の交渉次第で、オーナーからご予算をいただき、自分で購入できるケースもあります。下記の記事をチェックしてみてください。
▶︎この記事もチェック:賃貸契約前に検討したい、シンガポールの家具なしor家具付きコンドミニアム
日本の住まいでは木目のフローリングや絨毯が多いのに対し、シンガポールではタイルや大理石が主流です。
タイルや大理石は高級感・モダンな印象を与える一方、日本で人気のナチュラルで温かみのある家具テイストは、選び方によっては馴染みにくいことがあります。
まずはダイニングルームの広さや間取りから、適切なテーブルサイズを想定しましょう。その際、椅子を置いた時の動線も忘れずにチェックすることが大切です。
さらに意外と見落としやすいのが搬入経路です。コンドミニアムやHDBによっては、エレベーターのサイズや玄関の間口が狭いこともあります。弊社では下見の際に必ず搬入経路まで確認し、安心して設置できるサイズをご提案しています。
ダイニングテーブルを選ぶ際にまず考えたいのが「何人座れるサイズが必要か」という点です。家族の人数だけでなく、来客の頻度や、ホームパーティー・料理教室を開く予定があるかなど、ライフスタイルを踏まえて検討しましょう。
サイズの目安は以下の通りです。
形状は長方形が一般的ですが、シンガポールでは丸型テーブルの選択肢も豊富です。
素材は主に3種類。それぞれに特徴とメリット・デメリットがあります。


透明感があり、空間を広く明るく見せられる素材。モダンで軽やかな印象を演出でき、異素材の脚部とも相性が良いです。食べこぼしもサッと拭けて清潔を保ちやすい一方、指紋や水滴跡が目立ちやすく、細かいキズも入りやすいのが難点。強化ガラスを使えば安全性は高いですが、小さなお子様がいる家庭では注意が必要です。

テーブルを選ぶ際には、必ず椅子との相性も検討しましょう。同じブランドなら高さが合いやすいですが、異なるブランドや「日本製テーブル × シンガポール製チェア」の組み合わせは要注意です。
シンガポールのテーブル高さは一般的に74〜76cmと欧米仕様ですが、日本製は70〜72cmと低め。この差があるため、椅子とのバランス確認が不可欠です。椅子の座面とテーブル高さの差を「差尺(さじゃく)」と呼び、27〜30cmが快適とされています。差が大きすぎても小さすぎても食事や作業がしにくいため、ご家族の身長・体型に合わせた調整が大切です。
また、テーブル脚の位置も重要なポイント。脚が邪魔して椅子が収まらなかったり、アーム付きチェアが入らないと日常的にストレスを感じることもあります。購入前に必ずシミュレーションしておきましょう。
今回は、シンガポールの住宅における理想のダイニングテーブル選びについてご紹介しました。価格は素材・サイズ・ブランドによって幅があります。
下記の記事では、ダイニングテーブル&チェア、ソファなど家具の項目ごとに3つの価格帯の目安のご予算を掲載しておりますので、こちらも合わせてご覧ください。
▶︎この記事もチェック: シンガポールの家具価格帯別ショップ紹介
Sollys Designでは、ダイニングテーブル選びに限らず、お客様一人ひとりのライフスタイルに合わせた理想の住まいを実現するためのトータルインテリアデザインをご提供しています。シンガポールに移住を予定されている方や、島内でのお引っ越しを控えている方も、ぜひお気軽にご相談ください。
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