リノベーション
日本人オーナーが経営する、シンガポール拠点の船舶関連企業。リノベーションにより、"海"をコンセプトとした空間が生まれました。 日本とシンガポールを結ぶ、ひとつの海——そのイメージを起点に設計した会議室。壁には日本の職人が手がけた和紙(サンゲツ)、中央にはシンガポールで育ったレインツリーのテーブル(Rodger & Son)。ふたつの土地の素材が静かに向き合い、船会社の原点である海の記憶を重ねています。 応接室は、日本らしさをモダンに表現。クライアントが選ばれた祥風氏の書が、しっとりと和の気配を纏いながら、室内に凛とした余韻をもたらしています。 執務室でとりわけこだわったのは、“照明設計"。色温度だけでなく演色性にまで踏み込み、目が疲れにくく集中が自然と持続する環境をつくりました。隣接するパントリーは、仕事終わりにチームで語らえるラウンジのような場所に。働く人が、ここにいることを心地よいと感じられるように。