2025.05.13
シンガポールに住む日本人の中には、駐在、そして、教育移住や起業、資産形成の一環などのご理由でお引っ越しをされる方が多いと思います。駐在の方は4月〜5月頃、教育移住の方は、インターナショナルスクールが8月に新タームがスタートするため、6月〜7月頃移住される方が多いのではないでしょうか。
今からお部屋探しをされる方に、少しでもお役に立てるよう今回は、上質さを追求した暮らしを求める日本人の方向けにシンガポールの人気居住エリアをご紹介したいと思います。
本記事では、特にSollys Designへのご依頼の多い居住エリアを中心に、それぞれのライフスタイルやエリアならではのレジデンスの特徴、医療、教育環境などの観点から、在住歴7年のSollys Design石井が、実体験と共にリアルな情報をお届けいたします。
Sollys Designへのご相談の中でも、特に多いのがオーチャードエリアのコンドミニアムです。 特に、Tanglin Mall近辺、Ardmore Park近辺にはラグジュアリー物件が多いです。
シンガポールの中心地でありながら、場所によっては東南アジアらしい緑の景観が残されており、都会と自然が共存する稀有なエリアです。この一帯には、高島屋をはじめとした大型デパートが立ち並び、まさに“シンガポールの銀座”ともいえるショッピング街が広がります。
ラグジュアリーな雰囲気が漂う一方で、MRTのオーチャード駅やサマセット駅から徒歩圏内と交通の利便性も高く、また日々の生活に便利なドンキホーテ(DON DON DONKI)やダイソーなど、日本人に馴染みのあるショップも揃っているのが人気の理由です。利便性・日常の上質さをどちらも追求したい方には太鼓判のエリアです。
伊勢丹スコッツ、高島屋、ドンキ(Don Don Donki オーチャードセントラル )などが徒歩圏内。日本は生活需品はもちろん、ハイブランド、シンガポール土産類の買い物など何でも揃います。
日系以外にも、オーチャード通りの喧騒から少し離れた場所にあるタングリンモールも日本人、欧米系の在住者に人気です。モール内には、日常使いのスーパーやカフェ、雑貨店などが揃っている上に、日本から厳選されたお魚を直輸入されている“あらや商店”は、日本人御用達です。
(あらや商店さんが経営する“鮨と炭”と言う立ち食いスタイルの鮨レストランのインテリアデザインは、Sollys Designが担当させていただきました。納品事例はこちら。ぜひご機会があれば訪れてみてください。場所はラッフルズプレイス駅近くのこちらです)
オーチャードエリアは日本人駐在員や教育移住ファミリーが多く住むエリアだけあって、日本語対応が可能な医療機関が充実しているのが大きな魅力です。以下に代表的な日系・日本語対応クリニックをまとめます。
また、オーチャード駅(NS22)からMRTノースサウスライン(赤い路線)で2駅先のノベナ駅(NS20)も医療系が多いエリアとして知られており、緊急時も安心なエリアです。
オーチャードエリアは日系の習い事や塾が非常に充実しているエリアです。特に教育移住ファミリーや駐在員家庭にとって「通いやすく、日本語で安心して習える」環境が揃っています。もちろんローカルの習い事の選択肢の幅も多いです。
Sollys Designへのご相談の中でも、“非日常のゆとり”を求めるファミリー層に人気なのが、セントーサ・コーブです。シンガポールで唯一、外国人でも戸建ての購入が可能な特別居住区であり、海に囲まれたこのエリアでは、まるでリゾートホテルのような暮らしが実現します。中には、プライベートヨット付きも一軒家も。
セントーサ内には、ゴルフ場、リゾートホテル、また子どもと海辺で遊べるビーチクラブ(タンジョンビーチクラブなど)、トレッキングコースなども点在し、日常の中に自然やアクティビティが溶け込んだ生活が叶います。(日常ではないですが、USSは言わずもがな人気スポットですね!)
セントーサ島の中には、Sentosa Expressと呼ばれるモノレールがありますが、車をお持ちの方が多い印象です。独立した島ではあるものの、VivoCity(HarbourFront駅)やGreat World Cityへのアクセスも車で15〜20分圏内と、プライベート感を保ちつつ、都心への利便性も十分。広々とした間取り、“家具なし”前提の高級戸建て・コンドが中心で、ご自身のライフスタイルに合わせて空間を一からデザインしたい方にぴったりのエリアです。来客が多い方や、ご自宅をリゾートを堪能できる“迎賓の場”として活用される方にも、高く支持されています。
VivoCity(車で10-15分ほど)、Sentosa内の小規模スーパーへ行く方が多いです。VivoCityは、シンガポール最大級のショッピングモール。ドンキがあり一通りの日本食は揃いますし、また、とんかつや焼肉などの日本食の他、多数のレストラン、ファッションブランドなども入っているので、非常に便利です。また、W Hotelの前に位置するQuayside Isleにはレストランやショッピングモール、ヨガスタジオなどもあります。
VivoCityの中には日系の塾は少ないですが、ローカルの大手音楽教室やKUMONなども入っています。習い事ではないですが、室内プレイグラウンドもあり、小学校低学年くらいまでのお子様には人気な場所です。日系の習い事はオーチャードまで出る方や、プライベートレッスンとしてお家に来ていただく習い事をされている方も多い印象です。
グレートワールドシティやオーチャードまで車で日系病院に通う方が多いです。
セントーサ島の中で、ゴルフ、セーリング、サイクリング、ビーチヨガなども人気。ONE°15MARINAと言う会員制の施設もあり、こちらで週末お子様とプールやレストラン&バーなどで楽しむ方も。
今回は、Sollys Designのクライアントの中でも特に人気の高いラグジュアリー居住エリア、セントーサ・コーブとオーチャードエリアをご紹介しました。
それぞれに異なる魅力があり、どちらも“上質な暮らし”を求める方に選ばれています。
いずれのエリアでも、月額S$10,000を超えるような高級物件では“家具なし”が主流となっており、ライフスタイルに合わせたインテリアを、お引っ越し当初から整えることが必須になってきます。
Sollys Designでは、クライアント一人ひとりの理想のライフスタイルを伺い、インテリアを起点に、空間の使い方や動線、お子さまの成長に合わせた設計などをご提案しています。
また、お引越し直後から快適に暮らせるよう、日用品や生活雑貨を事前に揃える“新生活スタートサポート”オプションもご好評いただいております。「到着したその日から快適に暮らしたい」という方におすすめのサービスです。
ぜひお気軽にご相談ください。
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