2022.10.26
ご縁でつないでいただいたオフィスリノベーションのご依頼をご紹介します。(Collaboration Project with Hana Design).
窓からの景色が広がる明るい執務室になりました。こちらでは、リノベーション前のお部屋の様子も含めて、ビフォー・アフターをご紹介していきます。
オフィスリノベーション後のお写真はこちらにまとめてありますのでご参照ください。
こちらのオフィスは、以前会議室の用途にのみ使われていました。執務室は他にあったのですが、手狭になってきたとのことでこちらの会議室スペースをリノベーションし、快適な執務スペース、かつ働く人たちがカジュアルに集える空間をデザインすることになりました。
シンガポールには、一括で簡単、格安にオフィスリノベーションを施工するローカル企業がたくさん存在します。しかし、日本人目線で、日本人の質へのこだわり方で、オフィスをそして働き方をデザインされたいというご要望があり、光栄にもリノベーションデザイン・施工・家具選定までご依頼いただいたという経緯でした。
以前はこのように二部屋に区切られていました。
間の壁を取り払い、窓を向いて右側の非常扉があるとなりにパントリーキッチンを設けました。ここはみなさんが集うエリアになります。水道を引き、食洗器、冷蔵庫、電子レンジを設置、快適な集いの場を演出します。
ここには、普段住宅のリノベーションやスタイリングをご提案している経験が活かされています。ペンダントライトの効果、家具やラミネートの色合わせ、ファブリックの選定など、普段住宅のデザインで意識している細かい要素を盛り込みました。
オフィスに入ってすぐに奥へと延びる廊下があります。こちらは以前、会議室が並ぶ長い廊下で、外の光が入らないので少し暗い印象でした。奥の2部屋を1つの執務室に変更しますので、新たな廊下は窓まで一直線、執務室が丸見えになってしまいます。その目線の先を、パントリーエリアのベンチの背もたれを活かしたゆるやかな木目のパーテーションにすることで、廊下の先のフォーカルポイントになり、ゲストから執務室が丸見えになることも防いでいます。
リノベーション前の廊下
リノベーション後の廊下とファサード。奥に執務室のパントリーを仕切るパーテーションが見えます。
もともとあったガラスの壁や、ファサードの造りを活かしてコストをなるべく抑え、日本人らしい木目を取り入れたデザインに生まれ変わりました。
もともと会議室があった部屋を活かして、新たなオフィスの会議室をデザインしました。以前のオフィスは機能性はありましたが、タイルカーペットの色で印象を変えているだけで家具も統一されておらず、閉塞感がありました。
こちらのガラスの壁を活かしながら、家具・壁・床の色にこだわり仕上げていきました。
さて、ビフォーアフターのお写真を交えてオフィスのリノベーションをご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。シンガポールでも日本人の感覚や、心地よさ、阿吽の呼吸でオフィスの空間だけではなく『働き方』のデザインを進めたい方は、ぜひご連絡ください。
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